新宿の顧問弁護士なら弁護士法人岡本(岡本政明法律事務所)
当事務所では、上場企業(東証プライム)からベンチャー企業まで広範囲、かつ、様々な業種の顧問業務をメインとしつつ、様々な事件に対応しております。
「釣り文化資料館」 「美術愛住館」 「キムチ博物館」 「東京おもちゃ美術館」
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1. 前回、お約束していた残り4つの資料館の紹介です。
当事務所から徒歩で一番遠い「釣り文化資料館」は、靖国通りの直ぐ近くです。そんなに大きな建物ではありませんが、入り口を入ると、釣り道具が大量に展示されていました。子供の頃、釣りも趣味の一つでしたから、懐かしく見学させていただきました。
釣り竿を見ていたら、女性が説明しますよと近寄って来られました。ガラスケースに収められた針や浮き道具の説明の後、釣りに関係した本を勧められました。
本を勧められるとは驚きです。結局、開高健作「フイッシュオン」という本を購入しました。
この本は開高健氏の釣り体験を本にしたものです。
珍しいので、この本の裏に記載された紹介文を書いておきます。
「アラスカの荒野の川での豪壮なキング・サーモンとの戦いを手始めに、世界各地の海と川と湖に糸を垂れた釣師・開高健の世界釣り歩き。その絶妙な語り口は、魚を語り、道具や技術を追求し、酒、料理、女に話が及んでも、おのずと魚釣りの話に収束し、そのまま現代文明への鋭い批評ともなる。」
魚釣りが好きな人にはたまらない施設でしょうね。
2. 博物館と言われながら、その狭さに驚いたのが「キムチ博物館」ですね。「釣り文化資料館」と反対側の新宿通りに面した店でした。
キムチを販売する店のようで、博物館と言われると「大げさな」と批判的な気持ちになってしまいます。大通りに面していますので、キムチの販売が主な業務なのでしょうね。
入ると本当にキムチの臭いがしてきます。種々のキムチが並んでおりました。キムチ製造の道具類も展示されており、韓国の生活を想像しました。
ここでも売り場の女性が直ぐに寄って来られ、何をお求めかと質問され、嫌になりました。こんな訳で、一階だけ見て、二階はスルーさせていただきました。二階は、食堂にもなっているようでしたが、食事をした後でしたので興味が出ませんでした。
3. 「東京おもちゃ美術館」は新宿通りから200m程度入ったところにありました。建物の前が、ちょっとした広場になっており、これまで見学した狭くて小さな施設と違い、気持ちが落ち着く施設でした。でも子供の送り迎えでしょうか、自転車を引いたお母さん方が多くいらっしゃり、入苑受付に到達するのに苦労しました。
入園しようとして受付に行ったところ、窓口料金1000円以上を支払う必要があると聞いてびっくりしました。子供を入苑させるために来た訳でもありませんので、受付女性にパンフレットをお願いして終りにしました。何を見るかが定まっていないので仕方のないことだったと思っております。
パンフレットによりますと、一階は、あかちゃん専用の施設のようで、無垢の国産スギ材をふんだんに使用した部屋だそうです。二階は企画展示室のようで、ミュージアム展示室や企画展示室があるそうです。3階はおもちゃ工房やゲームの部屋等があるそうです。
目的が「見学だけ」なのですから、入苑すると邪魔になるだけだと分かり、安心しました。
4. 「美術愛住館」は二度も行きましたが、丁度閉館中でした。
ネットで調べてみますと、個人の方の創意工夫による絵画館のようでしたから仕方のないことでしょう。
作家であり経済評論家である堺屋太一氏と、その妻である洋画家の池口史子氏が、自宅を改装して美術館として開館されたそうです。池口史子氏の油彩画が飾られているようです。
個人で美術館を常時開館するのは大変なのでしょうね。
再度、機会があったら立ち寄らせていただきます。
5. これまで紹介させていただいたところ以外にも、四谷近辺で行って見たいところはたくさんあります。
30年以上も昔になりますが、四谷で弁護士をしていた時期もありましたから、四谷には「思入れ」があります。特に、新宿通りを皇居のお堀にぶち当たるまで歩いてみたいと思います。
30年以上も思い続けてきた遊びです。