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田宮稲荷(お岩稲荷)詣で

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所感

1.      前回の新宿歴史博物館の紹介の最後に、次回は「お岩稲荷さんを詣でたい」と書きました。

当時、須賀神社の場所の地図を見ていて、直ぐ近くの場所に「田宮稲荷(お岩稲荷)」と記載があることに気づきました。「この記載は何だろう」と不思議に思い、「お岩幽霊と関係があるのかな?」と思った程度でしかなかったのです。
その記載からは、あの有名な幽霊「お岩さん」を祭る神社とは想像ができませんでした。
新宿区の発行する観光案内書でも、お岩稲荷さんの紹介はありません。四谷区民ホールにも数えきれないほど行っておりますが、それらしい情報に接したことはありませんでした。
このような状況ですから、これまで四谷怪談の情報は目に入ってきませんでした。

2.      大分昔のことになりますが、歌舞伎で「東海道四谷怪談」が演じられ、私の記憶に鮮明に残っております。

主人公であるお岩さんという女性は、顔面の半分ほどが醜く腫れあがっており、そのお岩さんが、いろんな事件を起こすという怪談話でした。お岩さんの顔だけが鮮明に記憶に残っております。
この怪談話が、この四谷の神社である、この場所で起きたということになっているのですから驚きました。その話の主人公についても、ネットに詳細に書かれておりました。昔の話を思い出しながら、楽しく読ませていただきました。

3.      そこで、早速、お岩さんを祭った田宮稲荷さんと陽運寺(それぞれにお岩さんが祀られている)を訪問させていただきました。そこで意表を突かれた複雑な気持ちになりました。

あれだけ世間を騒がせたお稲荷さんにしては驚くほど小さな神社とお寺なのです。神社とお寺の場所を探すのも大変でした。車が通れないほど狭い道をやっと見つけて辿り着きましたが、狭いお寺と向かいに小さな神社が建っているだけです。ネットでは見物客が多いというように書かれておりましたが、見物客は私一人だけでした(通行人がいる程度です)。

随分期待して見物に行ったものですから、「期待外れ」でがっくりしました。
前回、紹介した須賀神社と比較せざるをえません。確かに須賀神社は参道も広く、建物も豪華で立派でした。参道も高低差があり、お参りをしているとの実感がありました。

でも新宿区も、お寺や神社の関係者の方も、もっと工夫をした宣伝ができるはずです。須賀神社は一目で観光客とわかる人々でごった返していました。観光案内のような人もいましたから、売り込み方の違いと言わざるをえないでしょう。

4.      新宿のこの地に居ついて随分になります。

昔は仕事も忙しかったし、町のあり方について関心を持つほどでもありませんでした。
でも最近このコラムを書いていて、良い場所に事務所を構えたなと満足しております。少し歩けば新宿の繁華街に達します(ただ歌舞伎町は物騒ですから気を付けないと・・)。
そもそも町が変わったなと感じることは超高層ビルの増加です。
新宿区役所の皆さんの努力のおかげでしょうか。公園も、かなり増えました。
昔、お尋ねした裁判所関係の宿舎も、さくら公園に変わりました。週に何回も通り過ぎる花園公園も心をなごませてくれます(桜の木が凄かったのですが、手入れ中で、様変わりしそうです)。そもそも新宿御苑の木々は何時でも見ることができます。それだけでなく木々の下を歩くことも容易です。
今日は、昼食に四谷区役所区民センターの9階にあるモスバーガーに行ってきました。
ハンバーガーを食べながら新宿御苑の木々の色づくさまを堪能してきました。眼下にうっそうとした森のかたまりが一杯に広がっています。遠くには渋谷のビル街も見られます。森とビルの重なりが素晴らしいのです。

5.      季節の変わり目です。

黄色く色づいた木々や、茶色の葉っぱと重なる緑の雲海を見られる絶好の毎日です。

 

何度も繰り返しておりますが、是非新宿御苑に足をお運びください。そして当事務所にお立ち寄りください。 
 
 
 

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