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新宿御苑公園“旧御凌亭”の紹介 

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所感

 

1.     前回、当事務所の傍にある「新宿御苑」を紹介しましたが、掲載した直後、新宿御苑にある「旧御凌亭・台湾閣」を舞台にする小説に出会いました。
事務所で「疲れたな」と思う時、靖国通りにある古本屋に行くことがあります。100円程度で文庫本が買えるのですから、新本を売る紀伊国屋に行くより得をすると思うからです。

 なんと、そこで新宿御苑の案内図が冒頭に掲載された小説を発見しました。著者は大沢在昌氏で、「毒猿 新宿鮫Ⅱ」という刑事ものの小説です。20年程前に著作された小説で、新宿鮫シリーズのものでしたが、さっそく購入しました。

 大分前に発行された小説でしたが、私にとっては本当に新鮮でした。

 本小説は「旧御凌亭・台湾閣」を舞台にして、台湾から潜入した殺し屋と、警察とが対決する捕り物帳でした。休園中の新宿御苑に塀を超えて侵入する場所の選択や、目印もない小道が正確に引用され、闘争の場所として選択されている内容に驚きました。

千駄ヶ谷門の近くを歩いたことがあるのですが、御苑の塀が直ぐ傍にあることに驚きましたが、大沢氏もこれを利用され、侵入場所として選ばれたのだと思うと驚きです。

小説としても面白かったのですが、台湾閣の詳細が正確に紹介されていてショックでした。

 

2.     前回、新宿御苑公園とのお付き合いは長いと書きましたが、残念です。30年以上のお付き合いの中で台湾閣を見に行った記憶はあまりありません。1度か2度程度のものと思われます。
 台湾閣は、新宿駅近くの正門から入園しますと、南側に大分入らねばなりません。千駄ヶ谷に近い場所といえます。私は、事務所が大木土門の近くであるため、正門の利用が少なく、池に着いても、亀や、ゆっくりと泳ぐ鯉を見ると満足して休憩所に入ってしまいます。こんな理由で、台湾閣まで足を延ばせなかったのでしょうね。

台湾閣は、昭和天皇の御成婚記念として、1927年(昭和2年)に建てられた台湾風木造建築で、東京都選定歴史的建造物に指定されています。台湾閣と反対の北側にある天皇や皇族の休憩所である「旧洋館御休所」と比較して、池の傍に建てられているだけでも見る価値があります。

3.     今回、二度も台湾閣を訪問しました。

一度目は、大木土門から入園し、「中の池」の橋を渡って台湾閣に行きました。台湾閣の見晴らし台に直接着いたのですが、見晴らし所は狭くて感動するほどではありませんでした。この道は、大沢在昌氏の小説に登場するルートでしょうね。

何となく不満だったことから、再度、正式なルートである正門から入ることにしました。

正門から南に休憩所を通り、池にぶち当たるように歩きました。

池までには休憩所があり、そこでケーキを食べたりして南下しました。池にぶち当たり、正面に台湾閣を見て驚きました。池の傍に2階建てになった「台湾閣の見晴らし台」が絶妙にマッチして絶景なのです。特に池とともに見る「見晴らし台」の絶景に驚きました。

見る位置によって、こんなに見え方が変わるとは思いませんでした。確か一度は見る価値がある風景です。

 

4.     私は、昼食をとる際、新宿御苑の傍に立つ四谷区民ホールによく行きます。ここには図書館もあり、昔は調べ物をする際に良く利用しました。最近は図書館にはあまり行かなくなりましたが、九階のホットドッグ店には良く行きます。

   ここからは、新宿御苑の入り口が見えるのですが、西洋庭園の一部も見えるのです。渋谷方面のビル群も見え、素晴らしい眺めです。

昼食を取りながら、新宿御苑の散歩も兼ねているのですから本当に便利です。ただ御苑の中で大きな木を見上げる素晴らしさがないのが不満です。種々の草花に直に接する機会も欲しいのです。

しかも御苑の中では、鳴く鳥も、休憩する亀も、のんびり泳ぐ鯉も見られるのですから・・・

 

5.    今回も、新宿御苑の素晴らしさの紹介です。

再度申し上げます。

皆様、新宿御苑においで下さい。

そして、当事務所にお寄り下さい。

 

 

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